暑い夏のお供である麦茶はカフェインが入っていないので、小さなお子様から高齢者まで、年齢問わず飲むことができます。
このように私たちの生活に欠かせない麦茶ですが、江戸川区で明治から生産を続けてい小川産業株式会社をご存知ですか?
麦茶の歴史と一緒に紹介していくので、是非夏休みの自由研究や生活の知恵として役立ててくださいね♪
麦茶の歴史
麦茶の原料となっている大麦は、縄文期の末期に日本で栽培植物として伝播し、全国に広まったと考えられているそうです。
大麦は、イラン・イラク・チグリスユーフラテス・インダス川流域の古代文明発祥地で、今からおよそ1万3千年前に栽培されていました。
大麦は日本で栽培されている印象がありましたが、海外発祥だったんですね!
そして、縄文期の末期は今から2500年前なので、日本に大麦が広まってから長い歴史を刻んでいます。
この大麦ですが、そのままの状態では食べられないため、麦を炒って水に浸してから食べていたそうです。
炒った麦をお湯で煮だして飲むようになったのは、原始農耕が始まった頃からと考えられています。
日本の歴史上の記述には、平安期の初期に『米麦を乾かし、これを炒って粉にし、湯水に点じて服す。』と記述があることから現在の麦茶とは違いますが、この頃から炒った麦の香ばしさを楽しむ飲み物が広まったのではないでしょうか。
その後、歴史上に麦茶が登場するのは1517年です。
豊臣秀吉が京都の北野天満宮で大茶会を催し、その時の様子が記されているは北野大茶湯の記と呼ばれています。
そして江戸時代に入ると、『生麦を香ばしく炒り粉末にし、夏に冷水を飲むときはこれを練って服用し、砂糖を加えて食べることもある』と本朝食鑑に記されています。
江戸時代の末期に入ると麦茶は茶店で飲まれるようになり、人々の生活に定着した様子が伺えます。
古くから親しまれている麦茶は、日本人が暑い夏を過ごすうえで欠かせない飲み物になっています。
江戸川区で麦茶を生産している小川産業株式会社
小川産業株式会社は創業明治41年と、とても歴史深い会社です。
小川産業株式会社では創業を開始した明治41年から、麦茶・きな粉・餅・せんべいの生地おこしなどを作り始めました。
そして昭和60年には、首都圏コープ連合に新しい麦茶として採用されました。
さらに平成24年には、江戸川区優良企業表彰を受賞しました。
歴史が深く地元の人から深い信頼を受けている小川産業の麦茶は、インターネットでも購入ができるため遠方の人も気軽に購入できます。
江戸川区にこのような歴史深いお店があるなんて、地元の人は鼻が高くなっちゃいますね♪
昔から変わらず、どことなく懐かしい麦茶の味わいを、ご家庭でも試してみてはいかがでしょうか。
また、小川産業株式会社の麦茶はひと手間を大切にしています。
今では麦茶もパック式になり簡単に作れるようになりましたが、ひと手間かけることでより一層美味しい麦茶を作ることができます。
美味しい!を味わうなら、このひと手間がとても大切なんですね(*’ω’*)
小川産業株式会社詳細
製造
麦茶・きな粉・お茶菓子・粉ものなど
代表取締役
小川 良雄
住所
東京都江戸川区江戸川6-31-4
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