江戸川区では10年以上ぶりに、水害ハザードマップを改訂しました。
しかし、表紙には「ここにいてはダメです。」と記載されています。
水害発生時に江戸川区にいてはダメとなると、住民は困惑してしまいますよね。
そこで、ハザードマップの正しい見方と、水害から身を守る方法をご紹介します。
10年ぶりに改訂された江戸川区ハザードマップの表紙
10年ぶりに江戸川区ハザードマップが改訂されました。
江戸川区に住んでいる私の自宅にも、2019年5月20日にポストイン!
しかし、表紙をよくよく見てみると・・・。
「ここにいてはダメです」という文字が!!
水害発生時には江戸川区ではなく、神奈川方面・東京西部・埼玉・茨城・千葉方面へ避難してくださいと書かれています(^^;
江戸川区に住んでいる私・・・どうしたらいいのw
水害発生時、江戸川区にいてはダメと言われたらどうしたらいいのでしょうw
誰か助けてぇ~!
江戸川区はなぜ水害に弱い?
では、江戸川区はなぜ水害に弱いのでしょうか?
ハザードマップには「江戸川区は関東地方に降った雨の大半が集まる」と記載がされています。
栃木県を流れる利根川は江戸川と分岐しているため、降った雨が江戸川区内に集まります。
中川と荒川と綾瀬川も江戸川に流れてくるため、関東が大雨に見舞われると江戸川区は水害の可能性が高まるというわけです。
何とも恐ろしい事実ですね(*_*;
江戸川区の水害の歴史
昭和22年9月、カスリーン台風で利根川からあふれた水が4日以上かけて江戸川区まで到達し、江戸川区は半月以上も浸水。
昭和24年8月、キティ台風と東京湾の満潮が重なり潮位が高くなったことから浸水被害が発生。
江戸川区の過去の水害による被害など、江戸川区の公式ホームページでまとめられています。
江戸川区在住の人はハザードマップを正しく読み、防災準備を行おう!
自然災害はいつ起こるか予測不可能です。
ですが、日ごろから自然災害における知識を正しく持つことで、具体的な対策をすることが可能です。
まずは、江戸川区ハザードマップを開き、家の近くの避難場所を覚えておくこと。
江戸川区は区立小・中学校のほとんどが避難場所に指定されています。
まずは、家の近くの小・中学校を把握しておくことも大切でしょう。
次に避難に必要なものをあらかじめ準備しておきます。
貴重品は、常日頃からリュックなどに準備しておくと安心です。
赤ちゃんがいるご家庭では、赤ちゃんの成長に合わせて準備を行ってください。
高齢者がいるご家庭も同様に、高齢者が日常的に使用しているものを準備しましょう。
疾患のある人、またはそのご家庭では、避難先の急変などに対応ができるように準備をする必要があります。
ペットを飼育しているご家庭は、ペットと安心して避難できるように防災準備を進めてください。
防災準備が苦手!という人や、何を準備していいのか分からない人、時間が作れない人は、防災グッズを一式用意するのも一つの策!
家屋の浸水を防ぐには
家屋の浸水を防ぐために、江戸川区では土のうステーションを区内各所に設置しています。
土のうステーションの詳細はコチラ
また、土のうは簡単に作ることもできます。
40リットル程度のごみ袋を2重にして、その中に半分程度の水を入れて袋を閉めます。
これらをいくつか作り、段ボール箱に入れて連結させましょう。
また、ポリタンクがあるご家庭では、ポリタンクに水を入れレジャーシートなどで巻き込み連結させましょう。
長めの板があれば、止水板として出入り口からの浸水を防ぐこともできます。
このように、身近なものを工夫して家屋の浸水を防ぎましょう!
江戸川区に住んでいるなら、防災意識を強めるためにハザードマップは読むべき!
江戸川区が提供してくれたハザードマップは、必ず目を通しておいた方が良いでしょう。
私は13年江戸川区に住んでいてまだ水害を経験したことはありませんが、自然災害はいつ起こるのか予測はできません。
今まで水害がなかったからと言って、今後も起こらないとは限りませんよね。
そのためにもハザードマップをしっかり読み、水害に対する知識を持つことと具体的な対策を練ることは必要だと思います。
ハザードマップはダウンロードも可能です。
ハザードマップは英語・韓国語・中国語も取り扱っていて、これらは区役所や各事務所で配布され、図書館で閲覧することも可能です。
また、ハザードマップの裏は緊急時の連絡先や避難先を記入する欄があります。
ハザードマップを活用して、水害が起きた時も慌てず焦らず対処できるようにしておきましょう!

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