こどもの日と言えば柏餅!
だけど、こどもの日はどうして柏餅を食べるのかな?
こんな疑問を持った人も多いはず。
そこで、こどもの日にかしわ餅を食べるようになった由来をお伝えしていきます!
こどもの日に柏餅を食べる意味
柏餅に使用されている柏の葉は、柏の木になる葉っぱです。
柏の木は縁起のいい木と言われています。
そのため、端午の節句の行事食として柏餅を食べるようになりました。
柏餅の歴史は江戸時代から
こどもの日に柏餅を食べるようになったのは、江戸時代からと言われています。
柏餅に巻いてある柏の葉は、春の新しい芽が出るまで古い葉を落としません。
そのため『子どもが成長するまで親が生きている』という、家系が途絶えない縁起担ぎとされてきました。
この縁起担ぎから、柏の葉を巻いた柏餅は、縁起の良い食べ物となったのです。
柏餅は見た目で味を見分けられる!
柏餅は、見た目で味を見分けられることをご存知ですか?
実は柏の葉の裏表の巻き方で、味が分かるようになっているんです!
柏の葉が表向きに巻かれている→小豆餡
柏の葉が裏向きに巻かれている→味噌餡
柏餅を買って、小豆餡だと思って食べたら味噌餡だった!といった経験はありませんか?
私もあります( ^ω^)・・・
これからはこの知識を覚えておけば、自分の好きな餡を楽しむことができますよ♪
早速和菓子屋さんに行きたくなりますね。
こどもの日に柏餅を食べるのは関東の風習
こどもの日と言えば柏餅を連想する人も多くいますが、柏餅を食べるのは関東の風習です。
関東では、こどもが無事に育ちますようにという願いを込めて食べられています。
子どもが立派に育つまでは親が生きているという意味が込められています。
西日本では柏餅ではなくちまきが食べられています。
ちまきは平安時代に、中国から日本に伝わってきた食べ物です。
紀元前300年頃の政治家であり詩人でもあった中国の人物が亡くなり、その命日と言われている5月5日に供養の意を込めてちまきを川に投げるようになりました。
邪気を払う・無病を祈る・災難をよけるという願いを込めて食べられるようになり、その伝統が日本にも伝わり定着したと言われています。
このように、地域によってこどもの日の食べ物も違いがあります。
子どもの日に柏餅を食べて縁起を担ごう!
家系が途絶えないという縁起を担ぐ柏餅を食べて、今年のこどもの日を健やかに過ごしましょう!
これを機会に、是非お子さまやご家族と一緒に柏餅を食べてみてはいかがでしょうか。
また、柏餅の味をクイズにしても楽しそうですね♪
江戸川区の都営新宿線瑞江駅付近に、美味しい和菓子屋さんがあります!
柏餅も置いているので、お近くの方は是非ご購入されてみてはいかがでしょうか(*’ω’*)

最後までご覧いただきありがとうございました♪
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